一.             ハァ〜 春はうららか あ〜玉造 桜まつりの三光(さんこう)さんか

風に舞い散る花びらの ひとつひとつに思い出が あぁ思い出が

 

二.             ハァ〜 祭り囃子(まつりばやし)か あ〜玉造 お稲荷さんに(はた)が並びゃ

繰り出す御輿(みこし)も威勢良く 今日をかぎりに練り歩く あぁ練り歩く

 

三.             ハァ〜 古城間近 あ〜玉造 真田の山にその名を残す

幸村公の本陣も 今を盛りの蝉しぐれ あぁ蝉しぐれ

 

四.             ハァ〜 雲の峰かな あ〜玉造 プールの帰りの腕白どもが

赤銅色(しゃくどういろ)も誇らしく 日之出通を闊歩する あぁ闊歩する

 

五.             ハァ〜 きつねの嫁入り あ〜玉造 お茶を飲もうか買い物しよか

いっそ駆け込む商店街 そのうち小雨も()むだろう あぁ()むだろう

 

六.             ハァ〜 恵方(えほう)参りか あ〜玉造 年の始めの(ためし)じゃないが

屠蘇(とそ)気分もほどほどに 晴れ着姿が(まち)を行く あぁ(まち)を行く

 

七.             ハァ〜 ネオン(とも)れば あ〜玉造 海幸山幸数々そろえ

負けてなるかと居酒屋が 秋の味覚を競い合う あぁ競い合う

 

八.             ハァ〜 国際マラソン あ〜玉造 日頃の優しさかなぐり捨てて

女の意地を胸に秘め 玉造筋を駆け抜ける あぁ駆け抜ける

 

九.             ハァ〜 彼岸の入りや あ〜玉造 誰が()けたか(いと)しい野菊

陸軍墓地のそこここで 明日の平和を祈ってる あぁ祈ってる

 

十.             ハァ〜 玉作岡(たまつくりおか) あ〜玉造 日本書紀の伝えて(いわ)

神世の昔渡来人(とらいびと) 勾玉(まがたま)作りの群れをなし あぁ群れをなし

 

十一.ハァ〜 大坂(おおさか)離れて あ〜玉造 暗峠(くらがり)越えて東へ東
        お伊勢参りの見送りで 二軒茶屋は大繁盛 あぁ大繁盛

 

十二.ハァ〜 寄席に行くなら あ〜玉造 エンタツアチャコでその名をはした
        笑いの殿堂三光館も 今は昔の物語 あぁ物語